ドルトン ・ランベス窯 19世紀 kate rogars作のアンティークの花瓶 高さ約31cmの大きめです。
kate rogarsは1880年〜1895年にドルトンに在籍していたアーティストで、美しい花の絵柄を得意としました。こちらのフラワーベースは、淡いピンクとグリーンをベースに、豪華に白い花が描かれております。そして首と脚には作品を引き立てる細かい植物の模様が描かれ、金彩のリングでたいへん上品に仕上げられております。 底のdoulton lambeth Englandの窯印には、Carraraとも添えられております。カッラーラ焼はストーンウェアの一種で、主に1887年から1903年にかけて小規模に生産されたため、希少性の高いものとされております。 kate rogarsのサインも底に記されております。
ドルトン ・ランベス窯 19世紀
kate rogars作のアンティークの花瓶
高さ約31cmの大きめです。
kate rogarsは1880年〜1895年にドルトンに在籍していたアーティストで、美しい花の絵柄を得意としました。こちらのフラワーベースは、淡いピンクとグリーンをベースに、豪華に白い花が描かれております。そして首と脚には作品を引き立てる細かい植物の模様が描かれ、金彩のリングでたいへん上品に仕上げられております。
底のdoulton lambeth Englandの窯印には、Carraraとも添えられております。カッラーラ焼はストーンウェアの一種で、主に1887年から1903年にかけて小規模に生産されたため、希少性の高いものとされております。
kate rogarsのサインも底に記されております。
※英国ドルトン地方にてDoulton Lambeth窯を開いたジョン・ドルトンの息子、ヘンリー・ドルトンは、当時としてはまだ珍しく作家として女性を積極的に登用しました。それは芽生えつつあったフェミニズム的な動きとも歩調を共にするものであり、女性の地位向上と能力の認識につながりました。そしてヘンリーの息子、ルイスの時代に英国王エドワード7世よりロイヤルの文字を社名に冠する名誉を得たのであります。ヘンリーは各々のアーティストに自由に作品を作ることを許しましたが、それは時には採算を無視し、またドルトン ・ランベスのイメージや作風を統一する妨げとはなりましたが、結果として個々のアーティストの世界観を極めた素晴らしい芸術品の数々を後世に残すこととなったのです(京都書院アーツコレクション35 英国の名窯より要約。転載禁止)。当時はランベス工場で芸術的陶芸品が、バースレム工場で工業や建築資材、皿などの食器等日用品というように、役割分担されていたようです。
*コンディション*
経年なりのスレ、傷、汚れ等が見られると思いますが、ヒビ欠けなく素晴らしいアンティークと存じます。
品よくたいへん雰囲気の良いお品物です。
是非ともお手元にてご堪能いただければと存じます。
※以前別サイトにて出品しておりました際のこちらの画像と文章をそのまま転用したサイトがございますが、当方とは関係ありません。品物はこちらが所持しております(メルカリ)。
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